28歳女 食べたいものは我慢しない。

私が「正直になって良かった」と思うことは、恋愛でも友人関係でもありません。
私はどこにでもいる普通のアラサー女性です。
食べることは人一倍大好きで、食欲は10代の頃から変わりません。
そして他人以上の食欲があることが少し恥ずかしくて、長い間、外食の際には我慢をしてきました。
食い意地が張った人だと思われたくなくて、本当はサイドメニューも頼みたいけどプレート1皿だけ。
焼肉に行ったらビビンバを我慢してライスの小。
パフェはLサイズ2個でも余裕だけど、Mサイズで我慢…。
美味しいものは「もっと食べたい」という気持ちを残して終了していました。
良い思い出として残しておくなら、その気持ちで良いのかもしれません。
でも私は満腹になって終えたい!と、内心悶々としていました。
ある日、遠方へ就職した従姉妹が帰省するということで、彼女たちのリクエストですき焼きを食べに行きました。
綺麗なお肉と美味しそうな匂いのおかずたち。
見た目のとおり、味もおいしくてどんどん箸が進みました。
けれど集まった親戚は皆、親戚同士やいとこの話を聞くことに夢中です。
そんな中でひとりだけバクバクと食べるのは「いとこより肉が大事か」と思われて印象が悪いのではないか?
そう思い、皆が「お腹いっぱい」という声に同調してその日の食事を終えました。
しかし帰り道でふと親に「もっと食べたかったなぁ」と零すと、「いっぱい食べたら良かったのに!」とあっけらかんと返されたのです。
「別に気にしない。逆に食事が残っていてもったいなかった」と。
それなら食べ終わる前に言ってほしかったと理不尽なことも思いましたが、好きなだけ食べていいのだとわかり、それ以来我慢をしなくなりました。
すき焼きからしばらくしてしゃぶしゃぶを食べに行きましたが、自分の食欲に正直になってお腹いっぱい食べられたので満足です。
一生に食べられる食事の回数は限られています。
もしかしたら病気で急に食べられなくなるかもしれません。
このことをきっかけに、身体に良いものを適量食べることも大切ですが、好きなものをできるだけ食べておくべきだと感じました。